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共同通信
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パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が始まってから7日で1年となるのを前に、世界各地で5日、戦闘反対と停戦実現を訴えるデモが開かれた。参加者はイスラエルの攻撃や米国の支援を批判し「ガザから、レバノンから、中東から手を引け!」「パレスチナに自由を」などと叫んだ。
ニューヨークの繁華街タイムズスクエアのデモには数千人が集結。冒頭、主催者の呼びかけで犠牲者に黙とうをささげた。
その後、デモ隊は「ガザを解放せよ」「イスラエルの占領は犯罪だ」とシュプレヒコールを上げながら行進。周囲では多数の警官隊が警戒した。
イスラエル中部テルアビブでもハマスに拘束されている人質約100人の救出を求めるデモが開かれた。
ロンドンやパリ、ベルリン、ローマなど欧州各地でも大規模な抗議デモがあり、参加者はパレスチナの旗や「レバノンに手を出すな」などと書かれたプラカードを掲げ、市中心部を行進するなどした。