王墓の落書き、削り取ったか

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共同通信
壁面に落書きされた、浦添城跡にある王墓「浦添ようどれ」=3日、沖縄県浦添市(浦添市教育委員会提供)

 国指定史跡の浦添城跡(沖縄県浦添市)にある琉球王国時代の王墓「浦添ようどれ」の壁面などに3日、黒いスプレーのようなもので描かれた落書きが見つかった事件で、浦添署は8日、落書きを削り取ったような痕跡が見つかったと発表した。落書きを消そうとした可能性があるとみて、関連を調べる。削り取った行為も文化財保護法違反容疑で捜査している。

 県警によると、8日午前11時ごろ、浦添市の担当者から署に通報があった。壁面や門など計3カ所の落書きがこするようにして削り取られていた。