生まれ変わる「ハドソンスクエア」
NYに新たなホットなエリアが誕生

かつて工業地帯として知られたマンハッタンのハドソンスクエアが、ニューヨークの新たなホットなエリアとして生まれ変わろうとしている。ニューヨーク・タイムズが5日、伝えた。
西側がハドソン川とハドソンリバーパークに面し、東にソーホー、北にウエストビレッジ、南にトライベッカという文化的に活気ある近隣地区に囲まれたハドソンスクエアの知名度はまだ低い。1900年代初頭には印刷業の中心地で、工業地域に指定されていた。しかし、2013年に再開発計画が発表され、手頃な価格の住宅や小売店舗、オフィスビルなどを建設できる多目的地域へと用途変更が行われた。現在、開発業者や不動産会社は緑が多く歩行者に優しい町作りの計画を進め、住民・企業誘致に取り組んでいる。
非住宅用スペースだった約1000万平方フィートの土地に、約3300戸の住宅を新設。ホランドトンネル入口の2つの空き駐車場は、フリーマンプラザ・イーストとウエストと呼ばれるレクリエーションスペースに変身した。ハドソンストリートでは、歩道の拡張や自転車用保護レーンの設置、レクリエーションエリアや歩道沿いに約170席の椅子を備えたほか、 530本以上の樹木が植えられた。その変貌ぶりに合わせるかのようにGoogleとディズニーが、ニューヨーク本社を同エリアに移転させることにした。
編集部のつぶやき「開拓せねば!」
ソーホーやウエストビレッジという、駐妻定番お出かけスポットの真横に位置しながら、完全に盲点だったエリア!唯一「カラーファクトリー(インスタ映えスポットとしても有名なミュージアム)」には子どもと行ったことがありましたが、グルメやそのほかのエンタメスポットもこれから開拓せねば!(NY生活3年目 KI)
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