NY・ブルックリン高架下に
「蚤の市」とフードマーケット
問題地域を復活させる試み
ニューヨークのブルックリン=クイーンズ高速道路(BQE)下に蚤の市と屋外フードマーケット「BQ Flea」が出現する。10月末までの日曜の午前10時〜午後5時に開催。高架下を復活させる試みとして注目されている。イーターNYが1日、伝えた。
場所はブルックリン・ウィリアムズバーグのミーカーアベニューのユニオンアベニューとロニマーストリートの間。BQ Fleaの中心は、ビンテージやアンティーク、手作り商品を売る店。場所柄、駐車場に止めた車からの販売もある。英国で「カーブーツセール」と呼ばれるスタイルで近年米国でも流行している。近くの住民が要らなくなった日用品や古道具、アクセサリーを並べる店もあり、まさしく蚤の市。お宝を発見するチャンスでもある。
食べ物ではウィリアムズバーグのハワイアンレストラン「Suzume」(10月20日)、ボードウォーク風ハンバーガーの「Burger Supreme」(毎日曜)、惣菜パンのような「コラーチ」の「Dirty South Kitchen」(毎日曜)、ナポリタンスタイルのピザを提供する「Culto Italiano」(20、27日)が出店を予定。「Betty Jo’s Ice Cream」(13日)ではアイスクリームサンデーも販売する。
BQEの高架下は市内でも問題の多い場所。2022年にはホームレスのキャンプができ、市が一掃したこともある。BQ Fleaはその高架下を復活させるパイロットプログラム。市運輸局が協力しており、ロドリゲス局長は「十分活用されていない公共場所を活気あふれるコミュニティーの場に変えたい」とコメント。共同主催者、エリック・デンビーさんは「近所に住む新旧の友達がこぞって楽しんでもらえれば」と話している。
編集部のつぶやき「なぜフリーマーケットを?」
観光客にも人気のフリーマーケットといえばDUNBOで週末に行われている「Brooklyn Flea」がありますね。変わった雑貨やアクセサリー、古着が手に入るのでたま〜に行くのですが、このような高架下のフリーマーケットがエリア活性化のために行われていたとは、初耳でした(新米ニューヨーカー MN )
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