NYの隠れ家バーがおもしろい
「入り口」に一工夫?
理髪店や合鍵屋、まさかの冷蔵庫から店内へ
9日付のシークレットNYCは、「秘密の入口があるニューヨーク市の隠れ家バー」をいくつか紹介している。
「Attaboy(134 Eldridge St.)」ドアには「AB」と書かれているのみ。グレーの金属製の呼び鈴を鳴らして入店する。カクテルのメニューはない。「Blind Barber(339 E. 10 St.)」 日中は理髪店として営業している店内を通り抜けた奥にある木製の引き戸が入口。ダンスミュージックが流れる小さなバー。「Lovers of Today(132 1/2 E. 7 St.)」 イースト・ビレッジのバー「Niagra」の裏手にある赤いハートのネオンサインから地下へ。「Keys & Heels(1488 2 Ave.)」 創業1971年「LOCKSMITH」の看板が上がり、表向きはどこから見ても合鍵と靴修理の店。
「Little Branch(20 7 Ave. S)」 ウエストビレッジの角にある、目立った表示のないドア。市内で最も小さな隠れ家バーの1つだ。ジャズの生演奏が聞ける夜もある。「Patent Pending(49 W. 27 St.)」ノマドにあるコーヒー店「Patent Coffee」の裏手にある。物理学者で発明家のニコラ・テスラにインスパイアされ、飲み物は「エネルギー」「周波数」「振動」「降下」の4つのエレクトリックなカテゴリーに分類されている。「Loulou(176 8 Ave.)」フレンチ・ビストロ Loulouの店内にある年代物のコカコーラの冷蔵庫の扉から地下のバーに行ける。その他にも「Death & Company」 や日系ジャズバー「Tomi Jazz」 、中国系の「Mr. Fong’s」 などもお薦めだ。
編集部のつぶやき「そんなあなたにオススメ」
隠れ家的バーは「おしゃれすぎて引く」というあなたには、ご近所にあるアイリッシュバーはいかがでしょう? カウンターで野球の試合を観ながら、ニューヨーカーの観察をするのも面白いし、バーテンダーとなじみになって運が良ければ、3杯目あたりから「on the house(おごり)」が出てきます。たまに男が言い寄ってきますが、そこはうまくあしらいましょう。(AK)
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