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共同通信
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【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補ハリス副大統領(59)の主治医は12日、同氏が4月に健康診断を受け「非常に健康」だったとする書簡を公表した。若さをアピールする狙いがあるとみられる。直後に共和党候補トランプ前大統領(78)の陣営も対抗して健康状態を強調したが、具体的な数値は示さず、高齢不安の払拭につながるかどうかは不透明だ。
トランプ氏はバイデン大統領(81)への高齢批判を繰り返していたが、同氏の撤退により自らが史上最高齢の大統領候補となった。集会での演説が支離滅裂だという指摘や、好物のハンバーガーばかり食べる生活が不健康だとの意見もある。
ハリス氏について、主治医は書簡に血圧や心拍数などの数値を記載し「毎日、活発な有酸素運動や体幹トレーニングなどを行い、健康的で活動的な生活を維持している」と説明。軍の最高司令官を含む大統領の職務遂行に必要な「肉体的、精神的な強靱性を備えている」と評価した。喫煙はせず飲酒も適度だとした。。