遺体を1年以上放置疑い、八王子

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共同通信
警視庁の庁舎

 警視庁八王子署は14日、自宅に男性の遺体を1年以上放置したとして、死体遺棄の疑いで、東京都八王子市、無職佐藤一二容疑者(64)を逮捕した。「父は眠っているだけだと思った」と否認しており、署は遺体は佐藤容疑者の90代の父とみて身元確認を進め、経緯を調べる。

 署によると、佐藤容疑者宅に入った清掃業者が13日午後に「住人がミイラのようだった」と110番した。遺体は居間に横たわった状態で、検視や近隣住民への聞き取りから、死後1年以上経過しているとみられる。

 佐藤容疑者は業者に「動けない父がいるが気にしないで」と説明していた。署の調べに「死んだことは分からなかった」と話しているという。