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共同通信
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15日公示の衆院選には、自民党の派閥裏金事件に関係した前議員ら46人が立候補した。このうち34人は党が公認した。旧安倍派幹部だった萩生田光一氏ら12人は公認されず、無所属での出馬となった。いずれも比例代表には重複立候補できず、小選挙区で敗れれば落選となる。裏金事件での逆風が収まらない中、厳しい戦いが予想される。自民は非公認でも当選すれば、原則として選挙後に追加公認する方針だ。
裏金議員らへの対応を巡り、自民は小選挙区で旧安倍派11人と旧二階派1人の計12人を非公認と決定。他に3人が比例からの出馬を辞退した。
小選挙区で非公認となったうち、旧安倍派幹部の萩生田氏や下村博文元文部科学相、西村康稔元経済産業相、高木毅元国対委員長らは無所属で立候補した。菅家一郎、越智隆雄、今村洋史の3氏は出馬を断念した。
比例を辞退した上杉謙太郎氏は福島3区に無所属で立候補。裏金事件で処分され離党した世耕弘成氏は、無所属で和歌山2区に参院議員からくら替え出馬した。