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共同通信
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偽造した身分証で、クレジットカードやキャッシュカードが不正に作成される事件が相次いでいる。捜査関係者は「技術が高く、偽物と見抜くのは難しい」と指摘。申請がオンラインで完結し、チェックが甘い業者が狙われている。
「玄関に靴がなく、生活感がなかった」。昨年、福岡市内のアパートにクレジットカードを届けた配達員は違和感を覚えた。出てきた男が示した免許証は本物に見えたが、家具も見当たらない。警察に連絡し、この一報から愛知、福岡の両県警は詐欺などの疑いで12人を逮捕した。
福岡県警によると、偽造免許証約400枚を押収。10社以上のクレジットカード会社と計500件以上契約し、判明した利用被害額は1億円近い。受け取りに使われた空き家は2府7県の約600件で、会員制不動産サイトで検索していた。
身分証の写真を送信させ、オンラインで本人確認する業者は多い。情報セキュリティーに詳しい立命館大学の上原哲太郎教授は「現状では、マイナカードを使った公的個人認証サービスが成り済まし防止に有効だ」との見方を示した。
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