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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は17日の声明で、イスラエル軍によるイスラム組織ハマスのシンワール最高指導者の殺害について「イスラエルと米国、世界にとって良い日だ」と評価した。パレスチナ自治区ガザの戦闘終結に向けた「チャンスが生まれた」とし、外交努力を尽くす決意を改めて表明した。
バイデン氏は、2001年の米中枢同時テロを首謀した国際テロ組織アルカイダ指導者ビンラディン容疑者を、米軍が11年にパキスタンで殺害した時と同様の「安堵と追想の日をイスラエルの人々が迎えていることは間違いない」と述べた。
シンワール氏について、昨年10月のイスラエル奇襲攻撃と人質誘拐の「首謀者」で、停戦実現への「障壁」だったと指摘。ハマスが拘束する人質のうち、7人の米国人を含む大勢が解放されていないとして「多くの仕事が残っている」とした。
ハリス副大統領は記者団に対し「平和な未来に向けたたゆまぬ努力を続ける」と強調。ブリンケン国務長官は声明で「ガザの新たな道筋を描くため」に友好国と共に一層努力すると訴えた。