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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ軍がロシア領内にある無人機の保管施設や弾薬庫への攻撃を強めている。今月に入りロシア併合地域にある石油ターミナルも標的にした。ロシア軍の後方支援に打撃を与え、ウクライナ全土で続くミサイル・無人機攻撃の抑制や東部戦線の難局打開につなげたい狙いがあるとみられる。
48日ぶりにロシア軍が攻撃型無人機「シャヘド」を発射しなかった夜―。今月14日のウクライナメディアの見出しだ。9月には1300機を超える無人機攻撃を受け、連日連夜の空襲警報が人々の生活や眠りを妨げたが、13日夜~14日未明は無人機攻撃がなかった。
攻撃が低調となった理由との関連は不明だが、ウクライナ軍は今月9日、ロシア南部クラスノダール地方にあるシャヘド約400機が保管された施設を攻撃していた。
9月にはロシア西部トベリ州や南部ボロネジ州などで複数の弾薬庫を破壊。10月に入っても無人機施設のほか、ロシアが併合したクリミア半島の港にある石油ターミナルや、東部ルガンスク州のロシア占領地域の燃料貯蔵庫も攻撃した。