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共同通信
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【カザン、ナイロビ共同】南アフリカのラマポーザ大統領は22日、BRICS首脳会議のため訪問したロシア中部カザンでプーチン大統領と会談し「ロシアは価値ある友人だ」と述べた。プーチン氏は「アフリカとの関係強化には特別な重要性がある」と協力促進に意欲を示した。
ウクライナ侵攻を続けるロシアは、国際社会の支持獲得を目指してアフリカ諸国への外交攻勢を強めている。プーチン氏はロシアと南アが「公正で多極的な世界秩序の構築を目指し、国際舞台で連携している」と述べた。
ロシアはソ連時代からアパルトヘイト(人種隔離)撤廃を支援した経緯があり、ウクライナ侵攻後も南アと良好な関係を維持している。