RELATED POST
NYの人気写真スポット「ベッセル」
3年ぶりに再オープン
金網設置、万全の自殺防止策
![](https://www.dailysunny.com/wp-content/uploads/2024/10/3-1-17.jpg)
マンハッタンのハドソンヤードにある展望台、体験型パブリックアートの「ベッセル」が21日、3年ぶりに再オープンした。2019年3月の開業後、自殺者が相次いだため21年1月に閉鎖。安全対策を講じた後、5月に再開したものの再び自殺者が出たことを受け、同年7月以降、閉鎖が続いていた。今回、自殺防止策を万全に施した上でのリニューアルとなった。ゴッサミストが21日、伝えた。
蜂の巣のような独特の形状で高さ150フィート (約46メートル)の建築物には、新たに床から天井までを覆う鋼鉄製の金網が設置された。今年初めに再開計画を発表するまでは完全に閉鎖されており、将来像は不透明だった。ベッセルは英国の建築家トーマス・ヘザーウィックが設計。建設費は総額2億ドルに上り、ハドソンヤードの人気観光名所で、格好の写真スポットだった。
2021年に3人目の自殺者が出た後、一時的に閉鎖。入場料を10ドルとした上で、自殺防止の看板を設置したほか、1人での立ち入りを禁止する規則を新たに設けて開放した。その2カ月後の同年7月、14歳の少年が家族と一緒に階段を上っている最中に飛び降りた。
関連記事
RECOMMENDED
-
NYの「無賃乗車」対策にまさかのアイテム 地下鉄の改札に現れたのは?
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』 Vol.6 日本のトイレにあったアレ
-
移民の権利、まず「ドアを開けないで」 取締官への対応策を知ろう
-
NYで最も家賃が高い地区は?「高級エリア」と「注目エリア」が全く異なる結果に
-
連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』 Vol.5 アメリカには存在しない便利アイテム
-
塩、コーヒー、教科書まで軒並み値上がり トレジョの卵は一人1パックまで
-
変わった “おにぎり” がNYで流行 ビジュ重視なニューヨーカーを虜に「当時はそこまで認知されていなかった」
-
クイーンズ·リッジウッド、2年連続首位 NY市の「住みたい地区」トップ10
-
世界の駐在員、ブルックリンに注目 NYなのに故郷を思い出す?
-
NYの「トイレ難民」がさらに増加? スタバがトイレの無料開放を廃止