「ネズミ都市ランキング」でNYは3位
トップはどこ?
ずばり効果的な予防策は
害獣・害虫駆除サービスの大手、オーキンは全米の「最もネズミが多い都市ランキング」の2024年度版を発表した。上位50都市のうち、ニューヨークは3位。トップはイリノイ州シカゴ、2位はカリフォルニア州ロサンゼルスだった。シークレットNYCが21日、伝えた。
ネズミ対策長官を任命し、来年には大規模な繁殖抑制活動を実施する予定のニューヨークがトップでないのは驚きだが、トップ3の順位は23年度から変わっていない。しかしカリフォルニア州サンフランシスコが4位に浮上。23年度に4位だったワシントンD.C.は5位に下がった。6位は、23年度に8位だったコロラド州デンバーが躍進。ペンシルべニア州フィラデルフィアが7位で、以下、ミシガン州デトロイト、メリーランド州バルティモア、オハイオ州クリーブランドがトップ10を形成する。
オーキンによるランキングは10年目。各都市でのネズミ駆除サービスの新規需要数を分析して順位を付ける。今年のランキングには23年9月1日〜24年8月31日のデータを使用した。同社の昆虫学者で品質管理マネージャーのジョン・ケインさんは「ネズミは、家や建物のオーナーにとっては大敵。パイプの中に巣を作ったり、壁に穴を開けたりして構造上の問題を引き起こす」と指摘。「配線をかじって、火事に発展することもある」と警告している。
フン、かじった跡、巣、引っかいた跡、夜中の不審な物音などがあれば要注意。予防策としては、食べ物を出しておかない、整理整頓を欠かさない、家の周りの景観を整え、家の内外で出入りできるような場所がないかを確認するなどが効果的だ。
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