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共同通信
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【マニラ共同】アジア開発銀行（ADB）は24日、23日に届け出が締め切られた次期総裁選挙で、立候補したのが日本の神田真人前財務官（59）だけだったと発表した。事実上の信任投票となり、神田氏の選出が確実な情勢になった。28日から11月27日まで投票が行われ、11月28日に結果が発表される。
浅川雅嗣・現総裁は2025年2月23日付で辞任する。日本政府は後任として神田氏を擁立し、「アジアの事情に精通し、各国の当局者や国際機関の幹部とも密接な関係を築いている」として加盟国に支持を働きかけていた。
ADBでは浅川氏まで歴代10人の総裁は全て日本から出している。
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