10月27日【気になったニュース】
いよいよ選挙の“秋”
皆さん、一週間おつかれさまでした。それにしても、NY Yankeesと大谷翔平選手と山本由伸投手のLA Dodgersということで、毎日World Seriesから目が離せないですね。昨晩も山本由投手が勝ち投手でしたしね。一方で、大谷選手の肩の痛みによる途中交代は心配ですが。
25日金曜日は、ちょうど隔月紙面版「秋の特別号」発行日だったのですが、表紙のMacy’s Thanksgiving Day Paradeの写真を観ていると改めて、NYの秋を感じるとともに、時間が過ぎゆく早さを感じますね。
31日木曜日は、いよいよハロウィンですね。職場で、コスチュームを着るところも多いと思いますが、皆さん準備はいかがですか? オンライン・ショッピング増加で、空いている小売店舗スペースも街でよく見かけますが、この時期だけそれらの空き店舗を借りるハロウィン関連ストアの存在も季節を感じますよね。(Halloween関連消費は、$12B(約1.8兆円)なので、今買収提案で話題のイトーヨーカドー部門の年間売上高の約1.5倍もあります。皆さんお気づきかもしれませんが、Halloween人気にあやかって、Starbucksなども”Halloween season”を伸ばしており、“Summerween”という言葉も出てきていますし。)
日米両国ともに、“選挙の秋”もまさに佳境を迎えていますね。最近ケーブルテレビを観ると、朝のニュースを含めて、選挙関連広告ばかりで、このあたりは日本との大きな違いを感じます。一方で、政治にお金がかかる(& 絡む)というのは、古今東西同じようですが。日本で、今回の衆議院選挙において、“政治とお金”(資金パーティー収入裏金問題+裏金議員への選挙応援資金問題)が大きな争点の一つになっていますが、アメリカの場合、選挙期間が非常に長いこともあり、選挙費用でも日本とは桁違いです。
日本では、立候補者個人で1,500~2,000万円(裏金議員への選挙応援資金額と同じ)のようですが、アメリカでは2022年の中間選挙でみると、下院では平均$1.8M(2.7億円)、上院にいたっては$13.5M(20億円)が必要でした。ちなみに、最も“高かった”ジョージア州上院選挙では、候補者たちが累計$255Mを使い、外部支援者たちが$236Mということで、計$500M(750億円)もの選挙資金が使われています。今回の大統領選挙では約$2.2B(3,300億円)ということですが、大統領選挙と同時に連邦政府や地方選挙も同時にあり、今年の選挙費用総額はなんと$14B(2兆円超)を超えると言われているので、一大“景気刺激策”ですよね。
日本では、開票作業まっただなかで、与党の苦戦が伝えられていますが、アメリカの大統領・連邦議会選挙は11月5日火曜まで10日をきり、いよいよ選挙後の動きも見据えて、より様々な動きがでてくるように思います。大統領選挙に関しては、まれにみる接戦が続いており、外交専門家でも“蓋を開けてみないとわからない”とおっしゃっていたので、開票結果をみるまでわからないと思います。しかも、選挙結果も、日本と違って、当日にはわからないですし、再集計などを含めると数週間はかかりそうですしね。。。
ということで今後も慌ただしい日々が続きそうなので、週末はやはりリフレッシュですよね。今週末も秋晴れの素晴らしい天候で、紅葉を楽しむにはもってこいだと思いますので、皆さん引き続き素晴らしい週末をお過ごしください。
代表 武田 秀俊
今週の1枚
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