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共同通信
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北海道苫小牧市の岩倉博文市長(74)は29日、臨時の記者会見を開き「市政のかじ取り役として、肉体的な限界を実感した」と述べ、辞職すると表明した。岩倉市長は昨年11月、出張先の韓国で意識を失って倒れ、心室細動による不整脈の疑いがあるとして手術を受けた。2月に公務に復帰した後も肺炎などで入退院を繰り返していた。
28日には市議会議長に退職届を提出した。11月5日に開かれる議会の臨時会で承認を得る予定。市選挙管理委員会は29日、市長選を12月1日告示、8日投開票の日程で実施すると決めた。
岩倉市長は衆院議員を1期務め、2006年に市長となり現在5期目。