NYの信号無視歩行「ジェイウォーク」
ついに合法化
取り締まりが人種差別的との批判
ニューヨーク市内で、横断歩道のない車道を横切ったり、 赤信号を無視して横断歩道を渡ったりする「ジェイウォーキング」 が合法化される。取り締まりが黒人やラテン系市民を標的とし、 人種差別的との批判があった。PIX11が30日、伝えた。
合法化法案は今年2月28日に市議会で審議が始まり、 9月26日に可決された。 アダムズ市長は30日以内に拒否権を発動しなかった。 これにより120日後に発効する。 この法案を提出したメルセデス・ナルシス市議(民主、 ブルックリン選出)は「 ニューヨーカーなら誰でもジェイウォーキングをしている。 それが現実だ」と指摘。「 誰でもしている行動を犯罪とする法律は存在すべきではない。 黒人やラテン系市民に不公平なものはなおさらだ」と続けた。
市内でジェイウォーキングが違法となったのは1958年。
市民生活に関するサイト「Streetblog NYC」によると、ニューヨーク市警察(NYPD)は昨年、
ただし、
編集部のつぶやき「信号無視をしてこそ…」
ジェイウォークは、ニューヨークに来てから初めて受けた “洗礼” でした。「ジェイウォークができないとニューヨーカーじゃないよ?」と、言わんばかりの彼らの歩きっぷり。というか、ジェイウォークって言葉はどこから来ているんですかね。由来には諸説があるそうですが、その中には「Japaneseの『J』から来ている!」と言っているものもある・・・謎が多いぜ、ジェイウォーク!(MN)