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共同通信
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東京第5検察審査会は5日、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、東京地検特捜部が政治資金規正法違反容疑で不起訴(起訴猶予)とした萩生田光一衆院議員(東京24区)の政策担当秘書について、検察に再捜査を求める「不起訴不当」と議決したと明らかにした。10月23日付。
裏金事件で第5検審は、世耕弘成衆院議員(和歌山2区)の資金管理団体の会計責任者で秘書だった男性についても10月9日付で不起訴不当と判断していた。
議決によると、萩生田氏の秘書は旧安倍派の政治資金パーティー券の販売などを担当。派閥から2019~22年にかけ、パーティーに伴う寄付を受けたのに、関係政治団体の会計責任者に対し、各年の政治資金収支報告書に虚偽の記入をさせたなどとしている。
検審は秘書が「漫然と犯行に及んだ責任は重大で悪質性は相当程度高い」と指摘。「自白し、反省していることなどを有利な事情として取り上げるべきではない。検察官の再検討を要望する」とした。
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