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共同通信
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【ワシントン共同】5日投開票された米大統領選で、共和党のドナルド・トランプ前大統領が女性初の大統領を目指した民主党のカマラ・ハリス副大統領に圧勝した。主要メディアが6日報じた。4年ぶりに返り咲く。トランプ氏は支持者を前に「米国を再び偉大な国にする」と勝利宣言した。「米国第一」を推進し、同盟軽視の姿勢で日本にも米軍駐留経費の負担増などを求める可能性がある。
事前の世論調査では接戦とみられていたが、バイデン政権下での物価高や不法移民流入に不満を募らせる有権者の間で支持を広げた。
来年1月20日に第47代大統領として就任式に臨む。任期は4年。副大統領にはJ・D・バンス上院議員が就任する。大統領の返り咲きは19世紀のクリーブランド以来132年ぶりで、史上2人目。
トランプ氏は激戦7州のうち東部ペンシルベニア、中西部ウィスコンシンなど4州を制した。私邸がある南部フロリダ州で6日未明、支持者を前に演説し「国境を修復し、この国の全てを直す」と述べ不法移民対策などに取り組むと主張した。