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共同通信
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1996年のペルー大使公邸人質事件当時、駐ペルー大使だった青木盛久(あおき・もりひさ)さんが9日、骨髄性異形成症候群のため、東京都大田区田園調布の自宅で死去した。85歳。栃木県出身。葬儀は近親者で行った。喪主は妻直子(なおこ)さん。
東大卒。63年外務省に入省。94年に駐ペルー大使に就任。96年12月、左翼ゲリラ、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)に大使公邸が占拠され127日間の人質生活を送った。その後、駐ケニア大使などを務め、2001年に外務省を退官。青年海外協力隊の支援に携わり「協力隊を育てる会」の副会長を務めた。
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