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共同通信
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【ワシントン共同】米主要メディアは11日、トランプ次期大統領が、新政権で政策を担当する大統領次席補佐官に、第1次政権で大統領上級顧問を務めた対移民強硬派の側近スティーブン・ミラー氏(39)を充てる見通しだと報じた。トランプ氏は国境警備責任者に別の強硬派を起用する方針で、中南米からの不法移民の大規模な強制送還を推進する。
トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)トゥルース・ソーシャルで、対移民強硬派のトム・ホーマン元移民・税関捜査局(ICE)局長代行(62)を第2次政権の国境警備の責任者に据えると既に表明している。最重要課題の一つに位置付ける移民対策をミラー、ホーマン両氏が中心となって担うことになりそうだ。
ミラー氏はトランプ氏が初当選した2016年大統領選の共和党大会でトランプ氏の指名受諾演説を起草した。第1次政権ではトランプ氏のスピーチライターや上級顧問を務めた。
リベラル系人権団体の南部貧困法律センターはミラー氏を「差別的な移民政策を考案した過激派だ」と批判している。
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