カンタベリー大主教が辞意

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共同通信
エルサルバドル訪問中、報道関係者と話す英国国教会のウェルビー・カンタベリー大主教=6月(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】英国国教会の最高位ウェルビー・カンタベリー大主教が12日、辞意を表明した。国教会関係者が多数の少年らに虐待を繰り返していた疑惑について、2013年に知っていたのに対応を怠ったとして批判を受けていた。声明で「辞任は教会を変えていく決意の表れだ」と訴えた。

 PA通信によると、この関係者は1970年代から2018年に死去するまで、英国とアフリカで計130人の少年や若い男性に性的虐待や暴力行為を繰り返してきたとされる。調査結果が先週公表され、ウェルビー氏の辞任を求める声が高まった。