日米韓連携の重要性確認

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共同通信
日米韓首脳会談に臨む石破首相(右)=15日、リマ(ロイター=共同)

 【リマ共同】石破茂首相とバイデン米大統領、韓国の尹錫悦大統領は15日午後(日本時間16日午前)、南米ペルーの首都リマで3カ国首脳会談を開いた。多国間協力に後ろ向きなトランプ次期米大統領の就任を控え、安全保障分野での日米韓連携の重要性を再確認する。

 会談では、昨年8月に米ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで行った首脳会談に触れ、3カ国の戦略的連携を明記した共同声明の意義を共有する。

 10月31日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射するなど核・ミサイル開発を進める北朝鮮の問題や中国、ロシアの軍事協力を巡って協議。法の支配に基づく国際秩序維持へ日米韓が連携する方針を申し合わせる。

 キャンプデービッドで発表した共同声明は、3カ国協力を新たな高みに引き上げると強調。緊急事態に3カ国が迅速に協議すると明記し、首脳や閣僚が毎年定期的に会談する方針を盛り込んだ。

 首相は日米韓首脳会談に先立ち、バイデン氏と個別に会談。