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共同通信
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JR四国は20日、JR瀬戸大橋線の快速列車が橋上で長時間立ち往生したトラブルに関し、救援に来た列車に乗客が乗り換えるための「非常用渡り板」が見つからず、手配に約2時間を要し救助が遅れたと明らかにした。マニュアルに記載された場所に配置されていなかった。
JR四国によると、渡り板は児島駅に配置。職員が2013年に渡り板の保管場所を変更したが、マニュアルに反映させていなかった。代わりに坂出駅の板を運搬して使用した。
列車の立ち往生は10日朝に発生。乗客ら約150人が約6時間にわたり車内に閉じ込められた。