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共同通信
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鹿児島県は20日、同県出水市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑いがある事例について、遺伝子検査の結果「疑似患畜」と確認されたとして飼育している約12万羽の殺処分を開始した。農林水産省によると、高病原性と確認されれば養鶏場では全国で今季10例目。九州・沖縄では初めてとなる。
県によると、感染拡大防止のため、半径10キロ圏内の89農場で飼育されている約500万羽の移動や搬出を制限した。消毒ポイントを6カ所設置し、関係車両の消毒も始めた。
系列農協が19日午前、家畜保健衛生所に通報、簡易検査で陽性が判明していた。