有名人のそっくりさんコンテスト
一時的ブーム、セレブ本人登場も
有名人の「そっくりさんコンテスト」が一時的なブームを引き起こしている。ニューヨークでは9月、ワシントンスクエアパークで、俳優のティモシー・シャラメさん(28)のそっくりさんコンテストが実施され、最も似ている参加者に50ドルの賞金が贈られた。ウォール・ストリート・ジャーナルが15日、伝えた。
コンテスト当日、シャラメさん本人が現れ、集まった数百人の観衆を熱狂に渦に巻き込んだ。数日後には俳優のポール・メスカルさん、続いてポップスターのハリー・スタイルズさん、俳優のデヴ・パテールさん、ミュージシャンのゼイン・マリクさんのそっくりさんコンテストが次々と告知された。イベントはニューヨークのほか、サンフランシスコ、ロンドン、ダブリンで開催された。
このようなコンテストは急きょ開催されることが多く、優勝者への賞金もないに等しい。1カ月もすれば姿を消すだろう。しかし、憧れの有名人に似たデート相手を見つける場としても使え、有名人本人が現れる可能性もある大きなパーティーだ。主催者や参加者らによると、そっくりさんコンテストの対象に最適なのは、ある程度現実味のある容姿を持ち、多くの人を惹きつける影響力を持つネットセレブだということで、必ずしもAランクの有名人である必要はないという。