トランプ氏とロシアの侵攻協議か

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共同通信
10月、ブリュッセルのNATO本部で記者会見するルッテ氏

 【ブリュッセル共同】北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は22日、米南部フロリダ州パームビーチでトランプ次期米大統領と会談し、NATOが直面する安全保障上の課題について幅広く意見交換した。NATOが23日発表した。ロシアのウクライナ侵攻への対応などを協議したとみられる。

 トランプ氏は、欧州各国が重視しているウクライナの軍事支援への消極的な立場で知られる。欧州の加盟国が防衛費を十分に負担していないとしてNATOに対しても批判的で、トランプ氏の出方が注目されている。

 ルッテ氏は、トランプ氏が国家安全保障問題担当の大統領補佐官に起用すると表明したウォルツ下院議員らとも会談した。