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共同通信
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【ワシントン、キーウ共同】トランプ次期米政権で国家安全保障問題担当の大統領補佐官となるウォルツ下院議員は24日放送のFOXテレビのインタビューで、来年1月の政権発足前にウクライナでの戦闘終結に向けた検討を加速させると表明した。一方、ウクライナ当局は24日、ロシア軍が21日にウクライナ東部への攻撃に使った最新式中距離弾道ミサイル「オレシニク」の残骸を米メディアなどに公開した。
トランプ次期大統領はロシアによるウクライナ侵攻に関し、交渉による早期の戦闘終結を唱えてきた。ウォルツ氏は現政権のサリバン大統領補佐官とも連絡を取り合っていると述べ、交渉を急ぐ姿勢を改めて鮮明にした。ただ拙速な動きにウクライナ側は警戒感を強めており、思惑通りに進むかどうかは不透明だ。
ウォルツ氏は対ウクライナ軍事支援について、戦闘終結に向けた道筋も視野に入れつつ進めるべきだとの考えを示した。
ウクライナ当局によると、オレシニクはロシア南部から約800キロ先のウクライナ東部ドニプロまで飛んだ。着弾まで15分だった。