停戦控えレバノン首都を集中空爆

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共同通信
26日、レバノン・ベイルートで、イスラエル軍の空爆発表を受け避難する人々(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は26日、レバノンの民兵組織ヒズボラとの停戦を前に、レバノン首都ベイルートを集中空爆した。イスラエルメディアによると、ベイルート南部で軍が2分間にヒズボラの拠点20カ所を攻撃した。中心部の繁華街も被害を受けた。

 AP通信によると、ベイルートへの攻撃は昨年10月の戦闘開始以降、最大規模。ロイター通信は少なくとも10人が死亡したと報じた。27日の停戦前にヒズボラの戦闘力低下を狙ったとみられる。ヒズボラもイスラエル北部に向けロケット弾で応酬した。

 中東メディアなどによると、レバノン中央銀行近くの繁華街や住宅地などが空爆された。