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共同通信
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【ハールレム共同】1985年の日航ジャンボ機墜落事故遺族の美谷島邦子さん(77)が26日、オランダ中部ハールレムで開かれた国際民間航空機関(ICAO)主催の「航空機事故犠牲者・家族支援シンポジウム」に出席した。航空機事故の遺族らに対する迅速な情報提供や経済的、精神的支援の重要性を訴えた。
美谷島さんは自らの経験を振り返り、遺族が事故に関わる情報を「迅速かつ平等」に得られ、国などによる必要な支援が受けられる仕組みの構築が必要だと指摘した。
空の安全の追求には「終わりがない」と強調。「安全は守るのではなく、築き上げるものだ」とも述べた。