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共同通信
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自民党の田畑裕明衆院議員(富山1区)は29日、富山市で記者会見し、党国対副委員長の辞任を表明した。同日、坂本哲志国対委員長に意向を伝え、了承されたという。不適切な党員登録を巡り、自らの事務所が関係したとし「管理のずさんさにより、政治不信を招いた責任を取る」と辞任の理由を説明した。
田畑氏は会見で、2015年以降に不適切な党員登録が262人分あったと明らかにした。内訳は企業2社の計239人分と個人23人分。社員名簿から無断で登録し、中には実在しない人物もいた。いずれも田畑氏の親族が党費を肩代わりしていたという。