レバノン停戦、依然不安定

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共同通信
ガザ中部ヌセイラトで、イスラエル軍の攻撃で破壊された住居のがれきに座るパレスチナ人ら=1日(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は1日、レバノン南部で11月30日に作戦を行い、親イラン民兵組織ヒズボラの戦闘員を数人殺害したと発表した。ヒズボラが利用していた教会でトンネルを発見し武器が残っていたと主張。停戦は維持されているもようだが、不安定な情勢が依然続いている。

 レバノンの国営通信は2日、イスラエル軍が国境近くの町で住宅に機関銃で発砲したと伝えた。

 ロイター通信によると、パレスチナ自治区ガザ情勢を巡り、イスラム組織ハマス指導部がエジプトの首都カイロを訪れ、1日にエジプト治安当局者と会談した。ガザの停戦交渉などを協議したとみられる。