Published by
共同通信
共同通信
秋田市で11月、スーパーに入り込んで約2日間とどまったクマを巡り、市や秋田県、県警に「殺すな」「銃で対処を」など駆除の賛否に関する電話やメールが200件以上寄せられたことが9日、分かった。クマは駆除され、市や県は「人命優先の措置で、理解してほしい」としている。
市には6日までの集計で電話が113件、メールが63件あった。9割方は駆除に反対する意見で「山に返して」「殺すという発想は極悪非道だ」などの内容だった。逆に「クマと人間は共生できない」と駆除を求める声も寄せられた。担当課は連絡への応対で通常業務に支障が出たとしている。