参院選、7月13日投開票有力

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共同通信
国会議事堂

 政府、与党は来年の通常国会を1月21日に召集する案を軸に調整に入った。6月19日までの国会会期を延長しなければ、公選法規定により参院選は6月26日公示、7月13日投開票が有力となる。自民党は派閥裏金事件を受け、先の衆院選で少数与党に転落。石破茂首相は厳しい政権運営に直面する中、2025年度予算案の3月末までの成立に万全を期し、参院選に臨む構えだ。野党の対応や政治情勢を踏まえ、日程を最終判断する。

 自民幹部は13日「召集は1月21日で、参院選投開票は7月13日の可能性が高い」と明言した。他の幹部も同様の認識を示した。会期延長は考えていないとしている。

 来年改選を迎える参院議員の任期満了は7月28日で、召集日と参院選日程が連動する。

 国会法は、通常国会の召集は1月で、会期は150日とし、1回だけ延長できると定める。1月21日召集の場合、会期末は6月19日となる。

 通例、投開票は日曜で、7月13日が見送られた場合、20日は3連休の中日で回避するとの見方が強く、27日が選択肢となる。