2千人投入、捜索本格化

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共同通信
フランス海外県マヨットで活動する救助隊員(ロイター=共同)

 【ナイロビ共同】14日に強力なサイクロンの直撃を受けたアフリカ東部のインド洋に浮かぶフランス海外県マヨットで16日、政府による対応が本格化した。行方不明者の捜索やインフラ復旧に軍や警察の計2千人以上を投入。死者は少なくとも数百人に上る可能性があり、被害の全容把握を急いでいる。

 マクロン大統領はX(旧ツイッター)への投稿で、近くマヨットを訪問すると表明した。欧米メディアによると、支援物資の搬入が進むが、被災地では飲料水や食料の不足が深刻化している。電力や通信、交通インフラも広範囲で破壊され、救助活動の妨げになっている。