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共同通信
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性暴力被害を公表したジャーナリスト伊藤詩織さん(35)のドキュメンタリー映画に映像の無断使用があるとの指摘について、伊藤さん側は17日、コメントを発表し「不正確で名誉毀損の恐れがある」と反論した。
伊藤さんの元代理人の西広陽子弁護士は10月に開いた記者会見で、被害の現場となったホテルの防犯カメラ映像を「裁判以外に使用しない」との誓約書を出して提供を受けたのに、無断で使用するなど複数の問題があると主張した。
現在の代理人の師岡康子、神原元両弁護士はコメントで、映像はホテルが提供時に「ぼかし」を入れ、映画ではさらにプライバシーに配慮してCG加工したと説明した。