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共同通信
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かんぽ生命保険の不正販売報道で日本郵政グループから抗議を受けたNHK経営委員会が18年、当時のNHK会長を厳重注意した問題を巡り、元職員らがNHKなどに経営委の議事録開示や損害賠償を求めた訴訟は17日、東京高裁(舘内比佐志裁判長)で和解が成立した。
2月の一審東京地裁判決は、議事の録音データ開示を命じたほか、開示義務を怠ったなどとして、19年から今年2月まで経営委員長を務めた森下俊三氏に原告1人当たり2万円の賠償を命じた。
一審判決によると、NHKは18年4月、「クローズアップ現代+(プラス)」で不正販売問題を報道。日本郵政グループからの抗議があり、同10月に会長を厳重注意とした。