
ニューヨーク市内に17店舗を構えるスーパー「ホールフーズ(Whole Foods)」。現在、その「ミニチュア版」の勢いが高まっており、9月には第1号店がアッパー・イースト・サイドに、そして新たに2店舗を、イーストビレッジやヘルズキッチンにオープン予定だという。
通常店舗の約4分の1サイズで、都市部の限られたスペースにフィットするようにとスタートした新形態「ホールフーズ・マーケット・デイリーショップ(Whole Foods Market Daily Shop)」。

従来のような精肉、鮮魚コーナーなどはなく、全てセルフサービスなのが特徴で、調理済みのパッケージ惣菜やスナック類が充実している他、「Juice&Java」のカフェスペースも設置されるなど、よりカジュアルな空間造りも特徴。将来的にはオンライン・ピックアップや配達サービス開始の可能性もあったりと、効率化を重視した、忙しないニューヨーカーの生活の支えとなる店舗に進化していくとのことだ。

同店のエグゼクティブ・バイス・プレジデントのクリスティーナ・ミナルディ(Christina Minardi)さんは新形態について、「新店舗は、ユニークで変化の激しい都会のライフスタイルのニーズに合わせています。ホール・フーズ・マーケットのお気に入り商品の中から、テイクアウトはもちろん、その日の夕食の食材まですぐに購入できる新しい方法を導入できることにワクワクしています。これにより、早朝や仕事帰りの食料品の買い出しがより便利で楽しいものになると思います」と話す。
今後、新たな店舗としてイーストビレッジ店(409 E. 14th St.)とヘルズキッチン店(301 W. 50th St.)のオープンが決定しているが、正式な開業日はまだ明かされていない。続報が楽しみだ。
文/ナガタミユ
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