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共同通信
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中古車販売大手の旧ビッグモーター(旧BM、現WECARS=ウィーカーズ)川崎店前の街路樹を切断したとして、器物損壊の罪に問われた同社元役員蒲原敏之被告(51)は19日、横浜地裁(吉井隆平裁判長)で開かれた初公判で「切るように指示したことはない」などと起訴内容を否認し、無罪を主張した。
神奈川県警などによると、蒲原被告は本社で「環境整備推進委員」を務め、各店舗を巡回し点検する立場だった。
起訴状によると、蒲原被告は2022年10月12日、植樹帯に植えられていた川崎市所有のツツジ6本をのこぎりで切断し、損壊したとしている。