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共同通信
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北海道の道東自動車道阿寒インターチェンジ(IC)―釧路西IC(17.0キロ、いずれも釧路市)が22日開通し、市中心部と札幌市が高速道路で直結した。釧路市など道東沿岸部は巨大地震に伴う津波災害で甚大な被害が見込まれ、内陸を走る緊急輸送路としての活用も想定される。
阿寒IC近くの公民館で開通式が開かれ、釧路市の鶴間秀典市長が「物流の効率化や観光地へのアクセス向上など、地域経済の活性化も期待される」と意義を強調した。
北海道開発局釧路開発建設部によると、今回の延伸で、釧路市役所から札幌市役所までの所要時間は夏季で7分短縮され4時間12分になる。