RELATED POST
Published by
共同通信
共同通信
【カイロ共同】国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は12月31日、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザの医療施設への攻撃を繰り返したことで、ガザの医療体制が「崩壊寸前」に追い込まれたとする報告書を公表した。イスラエルに対し、負傷者や病人のいる病院を意図的に攻撃、破壊するのは戦争犯罪だと警告した。
イスラエル軍による病院攻撃を巡っては、赤十字国際委員会も同30日にガザ北部の医療体制が崩壊したと発表したばかりで、国際社会の懸念は強まる一方だ。ガザでは、病院が破壊されるたびに一部を修復し、規模を縮小しながら医療活動を続ける。
イスラエル軍は、イスラム組織ハマスが病院を軍事目的で使っていると攻撃を正当化するが、報告書は、主張はあいまいだと指摘、十分な情報が開示されていないと批判した。
報告書によると、23年10月の戦闘開始から24年6月の間、ガザ地区内の少なくとも27病院と12診療所に計136回の攻撃があった。地区最大のシファ病院では三つの集団墓地が見つかり、約80人の遺体が収容されたという。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
「世界一繁盛」のトレジョはNYのここ レジ数、従業員数は平均の3倍
-
NYの「トイレ難民」がさらに増加? スタバがトイレの無料開放を廃止
-
クイーンズ·リッジウッド、2年連続首位 NY市の「住みたい地区」トップ10
-
NYで最も家賃が高い地区は?「高級エリア」と「注目エリア」が全く異なる結果に
-
老朽化したミッドタウンが生まれ変わる、2032年に「新ポート・オーソリティ」が完全オープン
-
NYの名物料理厳選リスト 一度は食べておきたい味は?
-
新連載『夢みたニューヨーク、住んでみたら?』 Vol.5 アメリカには存在しない便利アイテム
-
スト長期化で価格上昇の懸念 港湾の供給網を寸断、品不足も
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも