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2025.01.02 NEWS WORLD

米南部の車突入、単独犯とFBI

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共同通信
1日、米南部ニューオーリンズで、車が群衆に突っ込んだ事件現場を調べる捜査員ら(共同)

 【ニューオーリンズ共同】米南部ニューオーリンズで新年を祝う群衆にピックアップトラックが突っ込み多数が死傷した事件で、連邦捜査局(FBI)は2日、現場で射殺された容疑者の男による単独犯だったとの見方を示した。

 FBIによると、容疑者の男は、直前にインターネットに投稿した映像で2024年の夏前に過激派組織「イスラム国」(IS)に加入したと話していたという。

 車はレンタカーで後部にISの旗が取り付けられ、車内と現場周辺で複数の爆発物が見つかった。FBIによると、男は米国生まれで南部テキサス州のシャムスディン・ジャバール容疑者(42)で、陸軍に在籍歴があった。

 銃撃戦で警察官2人が撃たれたが命に別条はないという。日本人が被害に遭ったとの情報はない。

 バイデン大統領は声明で「いかなる暴力も正当化できない」と事件を非難。20日に就任するトランプ氏は「私たちの心は罪のない犠牲者とともにある。トランプ政権はニューオーリンズがこの事件から立ち直ることを全面的に支援する」と自身のSNSに投稿した。

シャムスディン・ジャバール容疑者(FBI提供、AP=共同)

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