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共同通信
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JR京都駅ビルなどの設計で知られる建築家の原広司(はら・ひろし)さんが3日、病院で死去した。88歳。川崎市出身。葬儀は近親者で行う。喪主は妻若菜(わかな)さん。後日お別れの会を開く予定。
東京大で建築を学び、東大生産技術研究所の教授に。日本の現代建築を数学、哲学、芸術などの幅広い視野でけん引。1970年代に行った世界の集落の建築調査を設計に生かした。超高層ビル2棟を連結した梅田スカイビル(大阪市)や、大きな吹き抜けと谷のような階段を備えたJR京都駅ビル(京都市)、庭のような建築として構想した札幌ドーム(札幌市)などを設計した。著書に「集落の教え100」など。
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