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2025.01.05 NEWS WORLD

韓国、拘束令状6日期限

Published by
共同通信
韓国の尹錫悦大統領

 【ソウル共同】韓国の尹錫悦大統領を内乱容疑で調べる高官犯罪捜査庁(高捜庁)は6日、尹氏の拘束令状が有効期限となる同日中に再び執行に乗り出すかどうか調整を続けた。高捜庁は3日に執行を試みたが、公邸敷地内で大統領警護庁側の要員ら約200人が立ちはだかり、抵抗されて断念した。現職大統領の身柄拘束は例がなく、対応に苦慮している。

 韓国メディアによると、裁判所に拘束令状を再請求するか、より嫌疑が強い段階で発付される逮捕状の請求に踏み切ることも検討するとみられる。

 高捜庁は警護庁に令状執行を阻まれた3日、この状態では「執行は事実上不可能」と表明。4日には大統領代行の崔相穆経済副首相兼企画財政相に、警護庁に対して執行への協力を指示するよう求める文書を送った。

 尹氏の弁護団は拘束令状を発付したソウル西部地裁に異議を申し立てたが、5日に棄却された。

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