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2025.01.09 NEWS WORLD

カーター氏と最後の別れ

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共同通信
カーター元米大統領の国葬=9日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】昨年12月29日に100歳で死去した民主党のカーター元米大統領の国葬が9日、首都ワシントンのワシントン大聖堂で営まれた。バイデン大統領が弔辞を述べる。20日に就任を控えるトランプ次期大統領やブッシュ、オバマ両元大統領らが参列。

 カーター氏のひつぎは7日から連邦議会議事堂に安置され、多くの市民が最後の別れを告げようと列を作った。生前のカーター氏を繰り返し批判してきたトランプ氏は8日、ひつぎの前で妻メラニアさんと共に哀悼の意をささげた。記者団に「カーター氏は立派な人物だった」と語った。

 バイデン氏は9日を国民追悼の日に指定。連邦政府の庁舎は閉鎖され、ニューヨーク証券取引所も休場となった。国葬には菅義偉元首相やカナダのトルドー首相も出席。

 カーター氏の遺体は国葬後、地元の南部ジョージア州に戻り、近親者が教会で葬儀を営む。その後は自宅敷地で、長年連れ添った妻ロザリンさん=2023年に死去=の隣に埋葬される。

カーター元米大統領の国葬が営まれたワシントン大聖堂=9日、ワシントン(AP=共同)

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