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共同通信
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【マニラ共同】フィリピン軍のブラウナー参謀総長は9日、日本から無償供与される沿岸監視レーダーの一部を台湾に近いフィリピン最北のバタネス州の島々に設置すると述べた。共同通信の単独取材に答えた。台湾有事が懸念される中、日本などにとって重要な国際貿易の大動脈であるバシー海峡の安全確保を図るとした。
ブラウナー氏は海峡について「国際貿易の多くを担う狭い航路であり、特定の国の支配を許さず、自由で開かれた状態にすることがとても重要だ」と強調した。
ブラウナー氏は台湾有事を見据え、フィリピン人の出稼ぎ労働者をバタネス州に避難させる計画を準備していると説明した。
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