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2025.01.15
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2025.01.14 NEWS NY NEWS

「世界一繁盛」のトレジョはNYのここ レジ数、従業員数は平均の3倍

なるべく空いている店舗で買い物をしよう。写真はトレーダージョーズのマンハッタン59丁目店(photo: Kumiko Ito)

スーパーマーケット大手「トレーダージョーズ」はアメリカ国内に約600店舗を展開する。品質が高く、価格が手頃となれば、ニューヨーカーが殺到するのも当然だ。ゆえに最も繁盛している店舗はニューヨーク市内にある。シークレットNYCが13日、伝えた。

その店とはアッパーウエストサイド72丁目店。ブロードウェイとの角にある。「世界一の繁盛店」のタイトルを保持するが、トレジョは現時点では海外に進出していない。72丁目店は入り口のフロアを除いて2階に分かれている。そのため、エスカレーターを4基、エレベーターを2基備えている。レジ数も従業員数も平均的なトレジョ店舗の3倍だという。

1967年にカリフォルニア州で開業したトレジョ。品ぞろえ、従業員、インテリアも店舗のある地元に合わせるのが特徴だ。最もユニークな店舗もニューヨーク市内にある。ブルックリンのコートストリート店はかつては銀行だったという石造りの堂々とした建物をスーパーに改装。店内に銀行時代の名残りの大金庫がある。

さらにニューヨーク市から車で4時間弱のマサチューセッツ州ボストンのダウンタウンに「既知の宇宙で最も小さいトレジョ」がある。ボイルストンストリート店で5200平方フィート。ニューヨーク市内のソーホー店でも1万9000平方フィート。平均1万〜1万5000平方フィートという中にあって、極端に狭い。

2001年にオープンしたこの店、狭い入り口を入るとエスカレーターがあり階下へ。通路は数本、レジは8台。スペースも狭いが品ぞろえは意外と豊富だが、混みだすと入場制限が始まる。入場制限は他店でもあるというが、ボイルストンストリート店では行列客にチョコレートを配るという“サービス”が付いてくる。ボストン観光のついでに立ち寄ってみてはいかが。

なるべく空いている店舗で買い物をしよう。写真はトレーダージョーズのマンハッタン59丁目店(photo: Kumiko Ito)

編集部のつぶやき

トレジョの72丁目店、よく通っていたが、使い勝手は不便。Upper West Sideと立地がいいため住民が押しかける。それが世界一の混雑とは…。誰かニューヨーク市内でいちばん空いているトレジョを教えてください!(K.T.)

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