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共同通信
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1990年代に長崎県の雲仙・普賢岳で噴火を観測し、警戒区域の設定などの防災行政に関わった火山学者で九州大名誉教授の太田一也(おおた・かずや)さんが15日午後、慢性呼吸不全のため長崎県島原市の病院で死去していたことが16日、遺族への取材で分かった。90歳。長崎県出身。葬儀は17日午後1時から島原市弁天町1の7118の6、マルイチ第一斎場で。喪主は長男祥紀(よしのり)さん。
九大理学部地質学科で学び、その後、九大島原地震火山観測所(現・地震火山観測研究センター)の所長を務めた。
90年11月の噴火では、自衛隊のヘリコプターなどで観測を続け、報道陣などに結果を伝えた。
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