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共同通信
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海上保安庁が若手の離職に歯止めをかけて人材を確保しようと、トヨタ自動車の取り組みにならって「カイゼン(改善)」と名付けた働き方改革を進めている。職場の非効率なルールを廃止し、船上生活の待遇向上にも着手。担当者は「体育会的なイメージを脱却し、職員に寄り添う職場環境にしたい」と意気込む。
「紙の出勤簿への押印はやめ、パソコンで可能にして」。海保は2023年、業務の見直しに取り組む「カイゼン委員会」を本庁に発足させ、職員のこうした要望を実現してきた。官用車は、事故防止のため複数人で乗るのがルールだが、給油まで2人がかりで行くのは不合理だとして、ちょっとした用事なら運転者1人での乗車を許可するようにした。
巡視船の乗組員は航海中、2人部屋での生活が一般的だが、新造船からは個室化を推進。既存船でも家族と連絡が取りやすいようインターネット環境を整備する。海保は昨年10月、カイゼン委を推進本部に格上げし、全国の管区本部や海上保安大学校などにも設置して広く意見を集めている。
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